某官公庁施設 空調設備保守
- 2019.10.9 |
熊本県内にある某官公庁施設の 空調設備保守点検を実施しました。 今回は施設内にある恒温恒湿室用の空調設備で そのメンテナンスの中でも一番大変だったのが 蒸気加湿器のメンテナンスでした。 ↳ 電熱式ユニット型蒸気加湿器本体 エアハンの構成品の中でも重要な加湿器ですが 今回の電熱式以外に気化式や超音波式など 多種多様の加湿器があります。 ほぼどの方式でも家庭用加湿器でも同じですが 長く使用していると必ずと言っていいほど 加湿器内部にスケールと呼ばれる 白い不純物が堆積・付着します。 加湿器のメンテナンスの中で 一番大変で厄介なのが そのスケールの除去作業になります。 厄介ではありますが スケールの堆積・付着を放っておくと 絶縁不良や故障につながりますので 重要なメンテナンスです。 というわけで、内部のセンサやホース類を外し 蒸気シリンダを取外します。 ↳ 分解後 取外した蒸気シリンダを分解したのが 冒頭の画像です。その冒頭画像でも スケールの付着具合が分かるかと思いますが これだけのスケールが付着していました。 ↳ 清掃後スケール状況 スケール除去以外にもボールタップ槽の清掃や ストレーナの清掃なども行った後で 組立て→試運転確認を実施。 水漏れや運転データも問題無く 無事メンテナンス完了しました。