某小売店 空調機修理
- 2019.10.1 |
某小売店 店内の
日立製 天井埋込形4方向吹出形エアコンが
冷房運転すると漏電ブレーカーが落ち
冷房運転出来ないという依頼で
修理対応しました。
漏電ブレーカーが落ちるという事で
メガテスターを使用し
漏電箇所を特定していきます。
まずは、室内機と室外機を切り離し
絶縁測定したところ
室外機側の漏電であることが判明。
この時点で最も漏電の可能性が高い
圧縮機の絶縁を測ってみるとビンゴ!
念のため圧縮機を除外し運転してみると
室内機や室外機のファンなど
問題無く回った為確定です。
という事で今回の修理は
圧縮機(コンプレッサー)の
交換修理になります。
圧縮機はエアコンの心臓部とも呼ばれ 部品の中でも最も高額な部品になり 修理内容もガス回収や溶接作業など発生し 難易度高めの修理です。 ↳ 圧縮機交換前 フロンガスを回収機で全量回収後 基板など圧縮機脱着時に邪魔になる部品を外し 圧縮機を脱着します。 ↳ 圧縮機交換中 新しい圧縮機を設置し配管を溶接したら 圧縮機の交換は完了です。 ↳ 圧縮機交換後 外した部品を組立→真空引き→フロンガス充填 試運転確認へと作業を進め 冷房運転状況及び圧縮機運転状況も問題無く 修理完了しました。