某小売店 店内の
三菱電機製 天井埋込形4方向吹出形エアコンが
エラー「Ｐ５」が点灯し
度々運転が停止するという依頼で
室内機内部調査を実施したところ
汚れがひどい状況でしたので
分解洗浄を実施しました。

↳ 作業前状況

弊社は空調機メンテナンスの中で
空調機分解洗浄を最も得意とし
その中でも今回の
俗に言う"天カセ"タイプの洗浄を
年間数千台実施しております。

弊社の分解洗浄は
エアコンクリーニングというよりも
オーバーホールという表現が適しており
通常では出来ない清掃作業は勿論のこと
機械を細かく分解していくことにより
各パーツの劣化状況が把握でき
故障の予防や早期発見にもつながります。
人間ドックみたいな感じですね！

↳ 作業中（分解完了）

ということで、画像の状況まで分解して
内部の熱交換器洗浄や
取外したパーツの洗浄・点検を行いました。
特にパーツ類に問題はございませんでしたが
室内機の配管接続部の保温材が劣化し
配管剥き出しの状況になっており
冷房運転時に結露した水が
室内に垂れてくる可能性が高い為
後日修繕の提案をしようと思います。


上記保温材の劣化については
特に冷房運転に支障は無く緊急性も低い為
組立て→試運転確認へと作業を進め
試運転状況も問題無く
無事作業完了しました。